【保存版】引越しやることリスト完全版｜3か月前から当日までの完全チェックリスト

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引越しの準備って、やることが多すぎて「どこから始めればいいの？」と迷いますよね。

特に子どもがいる家庭では、荷造りだけでなく、保育園・学校・住所変更などの手続きも重なり、抜け漏れが起きやすくなります。

私自身、妊娠中や子連れで何度も引越しを経験してきましたが、事前に「やることリスト」を整理しておくだけで、とてもスムーズに進められました。

忙しいママでもこのリストを見れば抜け漏れなし！

この記事では、子育て世帯向けに「引越し前後のやること」を時系列でわかりやすくまとめています。

スマホでチェックしながら使える“保存版”として、ぜひ活用してください。

引越しの全体スケジュールをざっくり把握

引越し準備は、全体の流れを把握してから行動するのがポイントです。
いつ・何をすればいいかをざっくり知っておくだけで、焦らずに計画的に進められます。

特に子どもがいる家庭では、保育園・学校・転居届などの手続きも多いため、
余裕をもって「3か月前」から少しずつ動き出すのがおすすめです。

下記のスケジュールを参考に、全体像をイメージしてみましょう。

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引越し準備はいつから始める？子育て世帯のスケジュール表

時期別やることリスト

全体の流れをつかんだら、次は時期ごとにやることをチェックしていきましょう。
「いつ何をすればいいか」がわかると、焦らず段取りよく進められます。

3か月前〜2か月前：新居探し・引越日の仮決定・見積依頼を開始

• 住みたいエリアや間取り、家賃・通勤時間などの条件を整理
• 不動産サイトやアプリで物件をチェック
• 引越業者へ見積もりを依頼（2〜4社の相見積もりがおすすめ）

2か月前〜1か月前：新居探し・見積もり・学校や保育園の確認

• 保育園・幼稚園・学校への転園相談を早めに開始
• 不用品の整理を少しずつ始める（フリマアプリ・リサイクル活用）
• 新居の採寸や家具配置をイメージしておく
• 今住んでいるところの退去や解約の手続き

1か月前〜2週間前：荷造り開始・住所変更の準備

• 普段使わないものから順に荷造り開始（季節外の衣類・書籍など）
• 役所で転出届の手続き（別市区町村に引越す場合）
• 郵便局の転送届を提出（ネット申請OK）
• 電気・ガス・水道・ネットなどの解約・開通予約を進める
• 粗大ごみの処分を予約しておく
• 引越し当日のスケジュールを確認（子どもの預け先なども調整）

1週間前〜前日：最終準備・冷蔵庫まわりの整理

• 冷蔵庫・冷凍庫の中身を減らしていく
• 冷蔵庫・洗濯機の水抜きを前日までに
• 現金・印鑑・貴重品・重要書類をひとまとめにしておく（自分で運ぶ）
• 掃除道具や使い捨て食器を手元に残しておく
• 当日の食事・飲み物・おやつを準備しておく（特に子連れの場合）
• 旧居のゴミ出し・掃除を済ませておく

当日〜引越し後：新居での確認と各種手続き

• 引越し当日は貴重品の管理と荷物の搬出チェック
• 新居到着後、電気・水道・ガスが使えるか確認
• ダンボールの回収日を確認しておく
• 転入届・児童手当・マイナンバーなどの役所手続きを行う
• 保育園・学校・勤務先などに住所変更を提出
• ご近所への挨拶（子ども連れなら印象も◎）

カテゴリ別やることリスト

引越しの準備は、時期だけでなく「内容ごと」に分けて考えると効率的です。
手続き・荷造り・費用などの分野ごとに、やることを整理していきましょう。

【手続き編】

引越しに伴う手続きは種類が多く、漏れが発生しやすい部分。
まずは「いつ」「どこで」「何をするか」をざっくり把握しておくのがポイントです。

はこぶー

転居届・保育園・学校・免許・保険…やることがたくさんあるよね。

役所関係の手続き

・転出届・転入届・転居届

　同一市区町村内なら「転居届」、他の市区町村へなら「転出届」と「転入届」が必要。
　⇒転出届は引越し前、転入届は引越し後14日以内に。

・マイナンバー・印鑑登録

　引越し先の自治体で再登録が必要になる場合あり。

・児童手当の住所変更

　市区町村をまたぐ場合、いったん「受給終了」→新住所地で「新規申請」が必要。

・子どもの医療費受給者証（医療証）

　自治体によって助成内容が異なるため、転入後に再申請が必要。
　新しい医療証が届くまでは一時的に医療費を自己負担するケースもあるので注意。

子ども関係の手続き

・保育園・幼稚園の転園手続き

　空き状況や申請時期は自治体によって異なるため、2か月前には相談を。

・小・中学校の転校手続き

　教育委員会や在籍校に連絡して「転校届」「在学証明書」などを準備。

車を所有している場合の手続き

・車検証の住所変更

　引越し後15日以内に、運輸支局または軽自動車検査協会で手続きが必要。
　必要書類：車検証・新住所の証明（住民票など）・印鑑・車庫証明など。

・ナンバープレートの変更

　引越し先の管轄が変わる場合は、ナンバープレートも新しい地域のものに変更。
　希望ナンバーを申し込む場合は事前予約も可能。

・自動車保険の住所変更

　事故対応や更新書類の送付先に関わるため、必ず保険会社へ住所変更連絡を。

・駐車場の契約変更・車庫証明の再取得

　賃貸の場合、契約更新や車庫証明の取り直しが必要になることも。
　特に都市部では提出を求められることが多いので注意。

その他の住所変更関係

・運転免許証

　警察署や運転免許センターで手続き（印鑑・新住所の書類が必要）

・健康保険証・年金・銀行・クレジットカード・保険など

　郵送やネットで変更できるものも多いので、一覧にして一気に進めると◎。

・郵便物の転送届

　ネットで無料手続きOK。転送期間は1年間。

【荷造り編】

引越し準備の中でも一番時間がかかるのが「荷造り」。
小さな子どもがいる家庭では、思うように作業が進まないことも多いですよね。
ここでは、部屋ごとの荷造り手順と、時短のコツを紹介します。
「どこから手をつけたらいい？」と迷わないように、効率よく進めるポイントを押さえておきましょう。

はこぶー

部屋別に紹介していくよ～。

【リビング】

リビングは家族が集まる場所なので、日常生活で使うものと、引越しまで使わないものの仕分けがポイント。
いきなり全部を詰めてしまうと、後から「あれがない！」と探すことになりがちです。

荷造りの流れ

１．まずは飾り・書類・DVDなどからスタート
　インテリア小物や写真立て、本・DVD・ゲーム類は生活に支障がないので、早めに箱詰めOK。

２．引越し直前まで使うものは“開けやすい箱”に
　リモコン・ティッシュ・充電器・おもちゃなど、当日まで使うものは最後にまとめて。
　箱の側面に「すぐ使うもの」などメモっておくと便利。

３．書類や保証書は1箱にまとめて持ち運ぶ
　大事な書類は紛失しやすいので、まとめて自分で運んだほうが良いです。書類や紙類はまとめて箱に入れると重くなるので、小さめの段ボールに入れるほうが強度が高いです。

【キッチン】

キッチンはモノが多く、形や重さもバラバラ。
引越しの中でも一番時間がかかる場所です。

要冷蔵のものや保存がきかない調味料はトラックで運べないため、引越しの1-2週間前から少しずつ計画的に消費が必要です。
早めに使い切るもの・残しておくものを決めて、無理なく進めましょう。

はこぶー

夏場のトラックはとっても高温になるから、保冷バックなどにいれて自分で運ぼう。

荷造りの流れ

１．まずはストック品の整理から
　調味料・レトルト・缶詰・お菓子など、消費期限を確認。重たいものや液体は、引越し直前に詰めずに使い切る方向で。

２．割れ物はハンディラップでまとめて梱包
　お皿やグラスなどは、ハンディラップで固定するととっても簡単に梱包できます。ハンディラップは100均やホームセンターでも購入できます。

ハンディラップのアフェリ
　食器類など重たいものは小さめの段ボールへ。「キッチン・割れ物注意」と書いておくと搬入時も安心。

３．家電は箱があれば再利用、なければサイズに合わせて固定
　炊飯器やトースターなどのコード類は、どれがどれだかわからなくなるので、本体と一緒に梱包がおすすめ。段ボールに入りきらない家具家電は、引越作業員が当日梱包してくれるので箱詰めしなくてOK。

【子ども部屋】

子どものものは、成長とともに使わなくなるものが多いのが特徴。
引越しはおもちゃ・服・教材などを整理する絶好のチャンスです。
一気に詰めず、子どもと一緒に“いる・いらない”を決めながら進めるのがコツ。

荷造りの流れ

１．サイズアウトした服・使わなくなったおもちゃを仕分け
　小さくなった服・遊ばなくなったおもちゃ・読み終えた絵本はこの機会に見直し。
　フリマアプリや児童館・リサイクルショップの寄付も活用できます。

２．よく使うおもちゃは引越し当日まで手元に
　お気に入りのおもちゃや絵本は、“当日セット”として1箱にまとめて持参。
　新居に着いてすぐ遊べるようにしておくと、子どもが落ち着きやすいです。

３．学用品・書類はまとめて箱に
　学校・保育園関係の書類、プリント、作品などはバラつきやすいので、
　「学校関係」「思い出」などテーマ別に分けておくと後で整理がラク。

【寝室】

寝室は、ベッドや布団など大きくてかさばるものが多い場所。
引越し前日まで使うものが多いので、季節外の寝具や衣類から少しずつ詰めるのがコツです。

荷造りの流れ

１．季節外の寝具・衣類を先に収納
　毛布や冬用布団など、当面使わないものは圧縮袋に入れてスッキリ。
　シーズンごとに分けておくと、新居での収納もスムーズです。

２．当日まで使う布団は最後にまとめる
　前日まで使う布団や枕は、当日の朝にまとめて梱包。
　布団袋や大きめの布で包んでおくと汚れ防止にもなります。

３．貴重品・アクセサリー・思い出の品は自分で運ぶ
　寝室には大事なものが集まりがち。
　ジュエリー・印鑑・アルバム・通帳などは、スーツケースやリュックにまとめて手荷物に。

【玄関・その他】

玄関まわりは、靴や傘、工具、掃除用品など「最後まで使うもの」が多いエリア。
うっかり当日にバタバタしないように、使う頻度で分けて準備しておくのがコツです。

荷造りの流れ

１．季節外の靴・使わない傘を先に詰める
　ブーツや長靴、来シーズンの靴などは早めに箱詰め。
　靴は新聞紙や緩衝材を詰めて型崩れ防止を。

２．掃除用品や工具は“最後まで使う箱”にまとめる
　掃除機、雑巾、ドライバー、軍手などは引越し直前まで使用します。
　1つの箱やバッグにまとめ、「引越し当日使用」とメモを貼っておきましょう。

３．防災用品・印鑑・鍵などは手荷物で管理
　非常持ち出し袋や合鍵、印鑑などは段ボールに入れず、自分で持ち運びを。
　引越し直後にすぐ必要になるケースも多いです。

４．自転車・ベビーカーの搬出準備をしておく
　玄関に置いてある大物は、前日までにタイヤの汚れを拭く・畳む・カバーをかけるなどしておくと安心。

【費用編】

引越しの費用は「荷物の量」「トラックの大きさ」「作業に関わる人の数」で決まります。
単身でも荷物が多い人もいれば、家族でもコンパクトに暮らしている人もいて、実際の金額は家庭ごとにかなり違います。
ここでは、費用の仕組みと、ムダを減らすためのポイントを紹介します。

引越し費用の仕組みを理解しよう

引越し料金のベースは、

• トラックの大きさ（距離・台数）
• 作業スタッフの人数と拘束時間

で決まります。

この基本料金に、

• エアコンの脱着や洗濯機の取付
• ピアノや金庫などの重量物の運搬
• 梱包や開梱サービス

といったオプション費用が加わって、最終的な見積もり金額になります。

見積もりは「複数社」取るのが鉄則

1社だけの見積もりだと、相場より高くなるケースも。
最低2〜3社の相見積もりを取って比較するのが基本です。

はこぶー

「土日→平日」「午前→午後」「月末→中旬」に変えるだけで、数千〜数万円安くなることもあるよ！

荷物を減らす＝“トラックのサイズ”を見直すことが節約のポイント

よく「荷物を減らせば安くなる」と言われますが、
段ボールを数箱減らしただけでは料金はほとんど変わりません。

引越し料金が変わるのは、

• 使用するトラックのサイズが変わる
• 移動距離が100㎞以上変わる
• 引越会社の空いている日程・時間に合わせる

はこぶー

賃貸は月末退去の場合が多いので、引越は月末が混み合う傾向があるよ。月の中旬平日がねらい目◎

補助金・助成制度もチェック！

自治体によっては、転入・転居時に補助金や助成制度がある場合も。

たとえば、

• 引越し支援金（子育て・移住支援）
• 家賃補助制度
• リフォームや空き家活用の助成金

はこぶー

「〇〇市　引越し　補助金」で検索して確認してみてね。

節約のまとめ

【その他】

意外と忘れがちな手続きなので、抜けもれなく準備しましょう。

粗大ごみの処分

引越し前に出る粗大ごみは、自治体のルールに沿って早めに申し込みを。
処分日が限られているため、最低でも引越しの2〜3週間前には連絡しておくと安心です。
リサイクル家電（冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン）は自治体では回収できないので、
家電量販店やリサイクルショップ、引越し業者のオプションを活用するのがおすすめです。

郵便物の転送手続き

郵便局の「転居届」を出しておくと、1年間は旧住所あての郵便物を新住所に転送してもらえます。
郵便局の窓口でも、スマホから「e転居」サービスでも簡単に手続き可能です。

宅配便・定期購入サービスの住所変更

Amazonや楽天などの通販サイト、定期購入サービス、新聞・生協なども忘れずに住所変更を。
特に定期便やサブスクの配送先は、旧住所に届いてしまうことがあるので要チェックです。

インターネット・スマホ回線の移転

インターネット回線の移転手続きは意外と時間がかかります。
引越し1か月前には契約先に連絡して、工事日や新居での利用開始日を確認しておくと安心。
また、光回線が対応していない物件もあるため、新居の環境確認も忘れずに。
スマホのキャリアを変更する予定がある場合は、引越しのタイミングでまとめて見直すのもおすすめです。

その他の住所変更

• 銀行・クレジットカード
• 保険関係
• マイナンバーカードや運転免許証
• 勤務先や学校への届出

意外と時間がかかるので、リスト化して一気に済ませると効率的です。

はこぶー

引越し時のネット回線の手続きは意外と時間がかかるので、早めに契約しておくと安心だよ。

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【引越しチェックリスト】

引越し前後は、手続き・荷造り・その他の準備が入り乱れて混乱しがち。
このチェックリストを使えば、3か月前からの準備を整理しながら進められます。

チェックリストをダウンロード（PDF）

まとめ

引越しはやることが多くて大変ですが、段取りが9割です。
事前にスケジュールとやることを整理しておけば、引越し当日も慌てずに進められます。

特に子どもがいる家庭では、手続きや荷造りに加えて日常の育児もあるため、
「一度に完璧を目指さない」「できるところから少しずつ」が大切です。

今回紹介したチェックリストを使えば、忙しいママでも抜け漏れなく準備できます。
引越しは新しい暮らしのスタート。計画的に進めて、気持ちよく新生活を迎えましょう！

はこぶー

元引越会社での営業歴10年以上＋3児のママ。
自身も妊娠中・子連れでの引越・マイホーム購入の引越などを経験。
実体験と業界知識をもとに、後悔しない引越しのコツや節約術を発信しています。

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