引越し準備はいつから始める?子育て世帯のスケジュール表

「引越し準備って、いつから始めたらいいんだろう?」
特に小さな子どもがいたり、妊娠中だったりすると、
普通の引越しよりもやることが多くて不安になりますよね。
私自身、これまでに妊娠中や子連れで何度も引越しを経験してきましたが、
早めのスケジュール管理と“やることの整理”で、驚くほどラクになりました。
この記事では、子育て世帯が無理なく進められる引越し準備のスケジュールと時短のコツを、実体験を交えながら紹介します。

業者を利用しての引っ越しは初めてで、何から準備したらいいかわからないよ~。子どももまだ小さいし、不安だな。

だいじょうぶー。子どもがいても安心して引越しできるように、早めにコツコツ準備していこう!
- 引越しの予定があるけど何をいつから始めたらいいかわからない人
- 妊娠中・子連れでの引越しが不安なパパ・ママ
- 引越し準備を少しでも費用を抑えて、楽にしたい人
引越し準備はいつから始めるのがベスト?

引越しの準備を始めるタイミングは、一般的には「引越しの2か月前」が目安です。
ただし、子育て世帯や妊娠中の引越しでは、思った以上に手続きや荷物整理に時間がかかります。余裕をもって「3か月前」から少しずつ動き始めるのが理想です。
特に小さな子どもがいる場合は、保育園や学校の転園・転校手続き、住所変更、医療機関の手続きなど子ども関連のやることが多く、直前になるとバタバタしてしまいがちです。
私の場合(5歳・1歳・妊娠中での引越し)
私が直近で引越しをしたのは、上の子が5歳、真ん中の子が1歳、そして末っ子を妊娠中のタイミングでした。
引越しの1か月後が出産予定日という、かなりギリギリのスケジュール。
それでも無事に進められたのは、2〜3か月前から準備を始めたおかげだと思います。
ここで大事になってくるのが、
「引越し先のめどが立ったら、早めに相見積もりを取ること」です。
元引越会社の営業としても、これは本当に重要なポイント。
「退去日や入居日が決まってから」「荷物整理が終わってから」と考える方も多いのですが、
実際は、見積もりを早く取った方が、結果的に引越し費用を抑えられるケースが多いです。
早めに依頼することで、
- 希望日に予約が取りやすい
- 引越会社の料金が混み合ってくると値引きしにくくなる
- 複数社の比較検討がしやすい
といったメリットがあります。
※費用を安くするコツについては、別の記事で詳しく紹介します!
引越し準備スケジュール表(子育て世帯向け)

引越しの準備は、「やることが多すぎて何から手をつけていいかわからない…」という声が本当に多いです。
特に子育て世帯は、子どもの予定や体調にも左右されるため、早め・余裕をもったスケジュール管理がポイントです。
以下は、私の経験と引越会社勤務時代の知見をもとにした「子育て世帯向けの引越しスケジュール表」です。
ざっくりこの流れで動ければ安心です◎
3か月前 | ・新居探しをスタート ・引越し日を仮決定 ・見積もり依頼を開始 | 希望日に引越したいならこの時期から動くのが◎ |
2か月前 | ・保育園・学校へ転園相談 ・不用品の整理開始 | 行政手続きは時間がかかるので早めが安心 |
1か月前 | ・荷造りスタート ・転居届・住所変更の準備 | 普段使わないものから順に箱詰めを |
1~2週間前 | ・電気・ガス・水道・ネットの解約・開通手続き | 新居の立ち会い日を決めておくとスムーズ |
引越当日 | ・子どもの預け先を確保 ・荷物運びをサポートしやすい服装に | 子連れ引越は当日の段取りがカギ! |
- 時間に余裕をもって動くことで、慌ただしさを最小限にできます。
- 2,3か月前に見積をとることで、費用も抑えやすくスケジュールも安定。
- 当日は「子どもの安全確保」が最優先。頼れる人がいれば一時的に預けるのも◎
妊娠中・子連れ引越しの準備で気をつけたいこと

妊娠中や小さな子どもがいる中での引越しは、想像以上に体力を使います。
できるだけ無理をせず、安全・快適に過ごせる環境をつくることを意識しましょう。
無理せず「やることを分担」する
引越し作業は、荷造り・掃除・手続きなど、やることが山ほど。
全部を自分でやろうとせず、家族や業者に頼る前提で進めるのが大切です。
妊婦さんや子ども連れの家庭ほど、作業環境への配慮が必要。
引越し当日はエアコンが外されていることが多く、
窓や玄関を開けたままの作業になるため、夏は暑く・冬は寒い環境になります。
体調を優先し、妊娠中の方や小さな子どもたちはなるべく作業中の部屋に長時間いないように工夫を。
荷造りは「使わないものから」「安全な場所へ」
小さな子どもがいると、荷造りした段ボールを開けたり、上に乗ったりといたずらがつきもの。
そのため、使用頻度の低いものから少しずつ梱包し、子どもの手が届かない場所に保管するのがおすすめです。
- 収納棚の中の細かい雑貨や書類
- シーズンオフの家電(扇風機・加湿器など)
- 普段あまり使わないキッチン用品や来客用食器
空になったクローゼットや、あまり使っていない部屋を「荷物保管スペース」にして、
ドア付きの部屋にまとめて置くといたずら防止にも◎
段ボールを部屋中に置くと子どもの動線を塞ぎやすいので、「荷造りしたらすぐ収納」までをセットで考えると快適です。
早めに業者・家族にサポート依頼を
引越業者や家族へのサポート依頼は早めが安心。
妊娠中は体調の波もあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
- 引越業者:見積もり時に「妊娠中」であることを伝える
- 家族・友人:当日のサポート(自分で運ぶ荷物・子どもの相手など)をお願いする
私の場合は、上の子が年長さん・下の子が1歳のときに妊娠中での引越しを経験しました。
二人とも保育園に行っている間に引越し作業を進めてもらったので、
家の中が静かで、作業員さんも集中できてとてもスムーズでした。
引越し当日は「子どもの預け先」を確保しておく
引越し当日は、作業員さんたちがスピーディーに家財を運び出すため、
小さな子どもが家の中にいるとどうしても危険が伴います。
ベッドの下や洗濯機の下など、普段掃除がしにくい場所からほこりも出てきますし、
退去前の掃除もしやすくするためにも、
子どもはできるだけ預けるのがベストです。
- 実家・義実家・一時保育などに半日でも預けられると◎
- どうしても難しい場合は、一部屋を「子ども専用スペース」として確保するのもあり
当日は、どこかに子どもが安心して過ごせるミニスペースを確保しておくのがおすすめ。
お気に入りのおもちゃや動画で飽きさせない工夫をすると安心です。
また、持ち運びが簡単な一軍おもちゃやぬいぐるみは、梱包せずに自分で運ぶと当日すぐに使えて便利です。
- 妊娠中・子連れ引越しは「頑張らない」が鉄則
- 荷造り・保管の工夫で安全と効率を両立
- 当日は子どもを預けることで、家の中も作業もスムーズに
時短・節約のコツ(忙しいママ向け)

荷造り資材はネットでまとめ買い
- 自分で引越す場合は、段ボール・ガムテープ・緩衝材などをネットでまとめ買いしておくとラク。
- 引越業者を利用する場合は、梱包資材が契約時に無料でもらえることが多いです。(ただし、段ボールは無料でもガムテープや緩衝材は有料の場合もあるので、見積時に確認をしましょう。)
- 食器や割れ物の梱包には緩衝材よりハンディラップ(ストレッチフィルム)を使うと、簡単に固定できて時短にもなります。荷ほどきも簡単で使い終わった後のごみもコンパクトなので一押しアイテムです。

昔は、割れにくくするために食器の間に新聞紙をはさんで対策している人が多かったけど、最近はハンディラップがイチオシだよ。荷ほどきも簡単だし、使い終わった後のごみもかさばらないのが◎
↓↓↓ 実際に我が家の引越し時に使ったハンディラップ特集 ↓↓↓
引越費用を抑えるには「相見積もり」が必須
- 同じ条件でも、引越会社によって料金が数万円以上変わることも。
- 費用をできるだけ抑えるなら、最低でも2〜4社の相見積もりをとるのがおすすめ。
- 1社ずつ問い合わせるより、一括見積もりサイトを使えば数分で複数社へ依頼できて効率的。
- 申し込み後は複数社から一斉に電話がかかってくるため、10〜15分ほどお断りのための「対応時間」を確保しておくとスムーズ。
- 不要な会社には早めにお断りを入れると、その後の連絡も減らせます。
- メール見積もり対応の会社を選ぶと、忙しいママでも落ち着いて比較検討しやすいです。
不用品はフリマ or 回収サービスで処分
- 使わなくなった小物などをメルカリなどのフリマアプリやジモティで手放すのがおすすめ。
- 大型家具・家電は、リサイクルショップや引越会社の買取サービスを活用すると手間が少なくスムーズ。
- 時間がない場合は、自治体の粗大ごみ回収を利用すると効率的。
自治体の粗大ごみ回収は、部屋の中までは取りに来てくれないので、玄関先や指定場所まで運んでおく必要があります。そのため、処分日を引越当日に設定し、搬出時に業者へ指定場所まで運んでもらうのがおすすめです。
前日・当日の食事を事前に考えておく
- 引越前日・当日は冷蔵庫の電源を抜いたり、食器を梱包していることが多いため、調理は難しい。
- あらかじめスーパーやコンビニで購入する、または外食するなどの計画を立てておくと安心です。
- 食事のときに使えるように、紙皿・割りばし・紙コップなどの使い捨て食器を梱包せず手元に残しておくと便利。
特に引越作業が昼をまたぐ時間帯になる場合は、当日の慌ただしさを考慮して、事前に食事内容を決めておくとスムーズです。子どもがぐずらないように、おやつや軽食を準備しておくのもおすすめです。
- 梱包資材はネットまとめ買いで手間を減らす
- 引越費用は2〜4社の相見積もりで数万円の節約が可能
- 不用品はフリマ・買取・自治体回収を組み合わせて効率的に処分
- 前日・当日の食事は事前に計画&使い捨て食器を準備しておくと安心

引越しは事前準備がカギ。ちょっとした工夫で、忙しいママでもスムーズに進められるよ。
まとめ:引越し準備は早めスタートで心に余裕を

子育て中の引越しは、“段取り力”がカギ。
やることが多くて大変ですが、スケジュールを立てて全体を見える化することで、焦らず進められます。
完璧を目指すよりも、「今できることからコツコツと」。
早めの準備とちょっとした工夫で、引越し当日も心に余裕を持って過ごせます。